冬の土づくりで夏野菜がスゴイ!
冬野菜は育ちがゆっくりなので、農作業の時間にゆとりがあるかと思っていると、あっという間に春がきます。いまやるべき畑仕事は土づくり。
1月は寒おこし
鋤で大きく土をひっくり返します。土の中にいる虫や草の種を寒風にさらすことで、害虫や雑草が減ります。春からの畑仕事がぐっとやりやすくなる地味だけど大事な仕事です。
2月は堆肥のすき込み
立春が過ぎると日に日に暖かさが増してきます。少しずつ雨も増えてくるこの時期に、堆肥をすき込みます。堆肥は作付けの3週間前にも行うので、まずは1回目。このとき雑草や藁などがあれば、一緒にすき込むことで有機質肥料にもなります。
※砂質の畑は1回だけでも大丈夫です。固くて水はけの悪い土質向きの冬仕事です。
★一番大切なのは微生物をイキイキさせること
酸素と有機物を土込むことで微生物が活発に動き始めます。有機物を分解することで、土の温度が上がり、春先の寒暖の厳しい時期に安定した苗の育成ができます。
野菜作りをする人は知っていると思いますが、土の中の微生物はとても重要。元気な野菜が育つだけでなく、野菜の育成を阻害する土中のカビ菌の繁殖も防いでくれます。
寒い時期のひと手間が、夏野菜の味を良くする上に、収穫量アップにもつながります。
ぜひお試しを♪