月の満ち欠けで育成が変わる!
月の満ち欠けで直物の成長が変わるということは、昔から言われてきています。近年、これらの天体がおよぼす引力の影響を実証実験している企業があります。トヨタ自動車グループ内のトヨタ紡織がそのひとつ。
重量変化でレタスが増量!
トヨタ紡織では「月や太陽の引力」や「天体間の遠心力」の変化が、植物の育成に影響を及ぼす現象を植物工場で試験し、通常の育成よりも最大で24%も重量を増やすことに成功したそうです。この分野での実証実験は世界でもほとんど例がなく、注目されています。
(中日新聞・2018年8月27日記事参照)
「起潮力」って知っていますか?
月と太陽が地球に及ぼす引力や、天体の間で起こる遠心力によって生じる重量や気圧の変化を「起潮力」または「潮汐力」というそうです。簡単に説明してしまうと、地球上では一定の周期で重力や気圧が上下する現象がありますが、日常生活を送るうえでは人間は感知できませんが、事故率が高くなったりという無意識化の変化はあるようです。詳しく知りたい方はキーワード検索してみてください(^▽^)
満月・新月を作業の目安にする先人の知恵。
植物は大きくわけて2週間で育つ周期があります。生長充実・肥大・萌芽伸長・停滞といった4つの吸肥パターンに分けられ、それを繰り返します。特に月の満ち欠けを境に、播種や虫対策などを行うと育成がよくなります。
種まきは満月が効果的、新月の種まきは徒長の原因になる、収穫は新月から満月期が栄養豊富で収穫期などなど、経験をもとにした様々な知恵が豊富です。
調べ始めるとまとめサイトなど様々なサイトが検索できます。経験値で語るサイトもあれば、どこかの通説をコピペしたようなサイトなど、いろいろなありますのでご自身がやりたいことに対して有益な情報を見つけて活用してみてください!
近年、異常気象で露地栽培がより難しものになっています。こうした知恵を使って少しっでも根の張りがよく強く育つことのできる工夫をしたいですね。