真冬になる前に里芋を守る!

はやいもので11月ですね。
急に寒くなってきたなと感じてダウンジャケットと出したと思ったら、昼間はシャツ一枚でも大丈夫なほど暖かかったりして、とても寒暖の差が激しいですね。
暖かい日があるおかげで、秋冬野菜の育成がぐんとよくなります♪
毎年11月は地域イベントやお祭りで慌ただしくすぎてしまいます。
うっかりしていると後半には霜がおりる日も…。

寒さから里芋を守れ!

里いもは11月から出荷をはじめ、年明けまで土中で保存し2月下旬まで出荷します。
上手に保存をするには、きっちり寒さから守ること!
霜がおりて土中が冷え込むと、芋が冷凍状態になり出荷できなくなってしまいます。葉が枯れ始めたら根元でカットして、株の上に藁をしっかり敷いて、黒マルチをかけます。こうすることで、霜や雪から里芋を守り、品質保持することができます。

寒さのなかでもじっくり育つ

防寒対策をした黒マルチの下で、里芋は少しずつ育っていきます。葉っぱもなく、陽も当たらず、雪が降って土も固くなっているのに、じわじわと大きく膨らんでいる芋をみると、生命力を感じます。子芋の横に小さくついていた孫芋が、真冬にはちょうど食べごろの程よい大きさになり、ほくほくとした触感も増していきます。寒さから身を守るためにでんぷん質がさらに凝縮されているのでしょうか。

赤芽大吉(セレベス)

赤芽大吉(セレベス)

里芋は5月に植え付けをしてから収穫が終わり、次回作の芽出しをするまで、ほぼ一年間圃場を占領します。
コストパフォーマンスを考えると…(^-^;
冬の食卓になくてはならない野菜のひとつ。
おでんに入れても美味しいですよ♪
今年も楽しみです!